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瓦屋根って塗装が必要??最終章~日本瓦/和瓦・洋瓦編~

あきる野市・青梅市・八王子市・羽村市・日の出町のみなさま、こんにちは!

「ちゃんとやる」外壁塗装・屋根塗装専門店のハウスサポート秋川(プロタイムズ八王子西店)です!

今回ブログを執筆させていただく八王子西店の仲野です!よろしくお願いします!

本日は前回の投稿【瓦屋根って塗装が必要??④~セメント瓦編~】 

の続き、和瓦・洋瓦編となります(^^♪

 

そしてとうとう最終章になります・・・!!!

まだ一度もご覧になっていない方は↑のリンクから是非お読みいただければと思います(^^♪

 

ここまで、全ての章を見ていただいてる方は

もう、屋根塗装のスペシャリストといっても過言では無いかもしれません!

さて、最終章となる今回のお題は『日本瓦/和瓦・洋瓦編』です。

それでは続きをどうぞご覧ください!!

 

 

実際の所、和瓦・洋瓦は塗装ができるの?

 

 

さて、ぐだぐだいわずに、さっさと結果を知りたいのよ。

という方に結果的なお話から先にさせていただきます。

 

和瓦・洋瓦は塗装が塗装が出来るのか出来ないのか?

その答えは

「塗装はできません」

はい。和瓦・洋瓦は塗装ができない。これは皆様も割とご存じの方も多いのではないでしょうか?

耐久性がとても良く、非常に丈夫な和瓦や洋瓦。 約40年持つものから、長くて約100年程持つ。なんてものも有ります。

しかし、何もメンテナンスが要らないか。と言われるとそういう訳ではございません。

今からそちらに関してもご説明させて頂きたいと思います。

 

さて和瓦・洋瓦といっても、『日本瓦』とも呼ばれていたり『陶器瓦』なんてものもあります。

一体どれが何なのか、 はたまた、ご自身の建物で使われてる瓦は、どの瓦に該当するのか。

一般の方ではなかなか見分けもつかないものですよね。

 

 

更に言うのであればプロである塗装会社でも見分けるのが困難なものもあります。

そこでまず、 日本で多く使われている和瓦・洋瓦の屋根材に関して少しご紹介させて頂きたいと思います。

 

最初に

和瓦・洋瓦というのは、 粘土瓦とセメント瓦の中の一種になります。

それぞれその素材での分け方の呼び名ですが、一般的には瓦の形で分類した呼び名の方が多く使われます。

それが、

和瓦、J瓦、平板瓦、平瓦、S瓦、洋瓦、Fなどがあります。

 

和瓦や洋瓦と見分けがつきづらい 『セメント瓦』や『モニエル瓦』に関しては

以前掲載しているブログでご紹介しておりますので 宜しければそちらからご覧頂ければと思います。

 

 

 

和瓦(J形)とは

 

 

 

和瓦とは、日本瓦とも呼ばれ、素材は粘土です。

釉薬(うわ薬)を使って表面をコーティングした陶器瓦と無釉薬の素焼き瓦の2種類に大別されます。

粘土が素材の瓦であれば塗装の必要はありません。

逆に粘土で作っていない瓦は塗装が必要になり、それが上記でもご紹介しているセメント瓦とモニエル瓦になります。

 

和瓦で釉薬を塗った陶器瓦(J形)

 

皆様が頭の中でイメージしている瓦の形は、「和形」だと思います。

Japanの頭文字からJ形と呼ばれることも多いです。

純和風の住宅に最もマッチする、陶器瓦の形状で、日本ではスタンダードかつ普遍的な瓦の形です。

 

 

メンテナンス方法

粘土瓦は、高温で焼き上げて製造され陶器の食器のように耐久性が高いのが特徴です。

といっても、台風等で衝撃を受けるとひび割れ等が発生してしまいますが、

基本的には瓦のメンテナンスは不要です。

ただし、漆喰等の瓦以外の周辺部分のメンテナンスは必要です。

下の図をご覧ください。

 

漆喰(しっくい)とは、屋根瓦の1番上の箇所にあたる「棟(むね)」の台土を守るために塗り込んでいる材料で、

画像でまだ残ってる白い部分を『漆喰(しっくい)』と言います。

 

この漆喰の劣化を放っておいてしまうと最終的に雨漏れ等につながってしまいます。

なので、粘土系の瓦でメンテナンスを考えている方は、瓦の交換や補修、漆喰等の補修がメインになります。

屋根全体をメンテナンスしたい場合は、塗装よりも葺き替え工事がおすすめです。

 

洋瓦とは

洋瓦は洋式瓦とも呼ばれています。

この洋瓦は大きく分けると粘土瓦とセメント瓦の、2タイプがあります。

 

一般的に「海外の住宅で使用されているようなお洒落な瓦」を指す洋瓦ですが、

江戸時代末期には日本国内でフランス人が製造したといわれておりますので歴史は想像以上に長いです。

粘土瓦タイプの洋瓦は、その名の通り粘土をベースとして製造されておりますので

先程の和瓦と同様『塗装は行えません。』

 

種類としては主にフランス式の「F形」とスペイン式の「S形」があり、

また近年では流行している南欧風住宅を再現するため「混ぜ葺き仕様」の製品も販売されています。

 

F形瓦(平板)

 

 

現在、洋瓦において最も出荷量が多いのが、「F形瓦(平板)」です。

最も古くから採用されていた形状の一つで、凹凸が少なく平らなデザインが特徴。

フラットな形状であることからF形瓦・平板と呼ばれています。

 

商品によっては、少々凹凸が施してあるものや、波形のものもあります。

実際、完全に平らな形をした洋瓦は少なく、部分的に凹凸を作り、他のメーカーとデザインに差を出す傾向があります。

 

 

S形瓦

 

S形瓦」の呼び名は、スパニッシュ(スペイン)に由来します。

国産の洋瓦の中で、最も凹凸が明瞭で、立体感や高級感のある屋根です。

 

混ぜ葺き仕様

 

 

混ぜ葺き仕様」は、F形やS形の洋瓦に、数種類の色を焼き付けて製造されます。

混ぜ葺きとは、屋根を一つのカラーで統一するのではなく、複数の色を混合して使っているのが特徴的です。

 

メンテナンス方法

洋瓦のメンテナンス方法は

粘土瓦のタイプになりますと、先程の和瓦と同じく塗装はできません。

しかし漆喰部分の補修メンテナンスはやはり必要になってきます。

ここも先ほどの和瓦と同様ですね(^^♪

 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?今回のおさらいです。

 

①和瓦・洋瓦の違い。

②塗装のメンテナンスは必要なくとも漆喰のメンテナンスは必要。

③形状が似ているセメント瓦・モニエル瓦は塗装のメンテナンスが必要なので注意!

 

ということですね!

 

 

 

それでは本日も最後までご覧いただきありがとうございます♪

当社は点検~お見積りまで無償でお手伝いさせていただいております。

お客様一人ひとりのお家の状況に応じた具体的な見積りを案内させていただいてますので

その上で塗り替えを『やる』『やらない』はじっくり検討した後に決めていただいて大丈夫です。

少し診てもらいたいかも?と思った方はお気軽に当社にご相談ください。

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