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【あきる野市 外壁塗装】機能と美観

現場スタッフのブログ 2015.04.05 (Sun) 更新

皆さまこんばんは。

あきる野市の屋根・外壁塗装専門店 

プロタイムズあきる野店 代表&職人の矢崎です。

本日の現場ブログは昨日に引き続きあきる野市T様邸です。

 

4/4 まずはこの写真を見て下さい。

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これはT様邸の2F外壁の中塗り(色の1回目)を終えた状態です。

 

良く見て頂くとわかると思いますが、外壁サイディングの板と板とのつなぎ目が「虫食い」状態になっています。

 

これは、サイディングという外壁の性質上、経年の劣化により板自体に「そり」や「変形」が出てくるため、新築時にはぴったりとくっついていた所がほんの少しですが隙間になってしまっている為に、塗料が埋まる場所と埋まらない所が出てくるために起きる現象です。

 

ここからが肝心なところなのですが、通常この状態は「やむおえない事象」としてそのままにする業者さんがほとんどです。

なぜならば「機能」としては何の問題もないからです。

ここで言う「機能」とは「この隙間から水が入る心配があるかないか」という事です。

サイディングの上下の重なり部分には「ゴムパッキン」が入っているのでこの部分から中に水が浸入することはほぼありえません。ですので一般的には「普通の事」としてこのまま引渡しとなります。実際に以前、弊社で定期的に開催している「塗り替えセミナー」にご参加して頂いた方から「他業者で施工したばかりなのだが外壁が穴だらけで、その業者にいくら言っても そういうものです と言われ対応してくれない」と相談され、現地を確認しに行くとこの現象がおきていました。その方には「なぜこうなるのか」と「機能としては問題ない」という事をお伝えさせていただきました。

 

 

・・・・・・ただし、私は「機能」と「美観」は別物だと思います。

そこで私はこれを使います。

変更IMG_0891これは中に「微弾性フィラー」という多少の伸縮性がある下塗材が詰まっている物です。

これで隙間を埋めていきます。

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この作業をするかしないかで仕上がりの「美しさ」は格段に違ってくると私は思います。

ちなみにこの作業をしても、サイディングの外壁自体の伸びや縮み、反りなどを防ぐことは出来ないので、早い段階で穴が開いているような状態になる可能性は高いです。

ですので「どうせすぐ同じことになるんだからやってもしょうがない」と言われる職人さんもいると思います。

その通りだと思います。

 

ただ、この作業は全体で2~3時間程度です。それで何年間か美観が保たれるならばやる価値があるんじゃないかな~~と私は思うだけです。。

 

 

さて、そんな作業を行った後、1Fの中塗りを始めます。

いつものように気温と湿度を確認してから塗り始めます。

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がらっと色が変わり、一気に明るい印象に変わりました!

 

 

 

1Fを終わらせ、2Fの仕上げをしていきます。

変更IMG_0904写真の右半分が上塗り(色の2回目)を行ったところです。

 

虫食いも消えて綺麗に仕上がっています!!

 

 

 

 

 

 

 

これで本日の作業は終了になります。

来週は屋根に取り掛かるのですが、天気が心配です。。。。。。

では。

 

 

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