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瓦屋根って塗装が必要??④~セメント瓦編~

あきる野市・青梅市・八王子市・羽村市・日の出町のみなさま、こんにちは!

「ちゃんとやる」外壁塗装・屋根塗装専門店のハウスサポート秋川(プロタイムズ八王子西店)です!

今回ブログを執筆させていただく八王子西店の仲野です!よろしくお願いします!

本日は前回の投稿【瓦屋根って塗装が必要??③~アスファルトシングル編~】の続き、

セメント瓦編となります♪

 

まだご覧になっていない方は↑のリンクから是非お読みいただければと思います(^^♪

さて、今回のお題は『セメント瓦』です。

 

そもそもセメント瓦とは・・・

一般の【スレート瓦】よりも厚くて丈夫なセメント瓦です。

一般的な和瓦よりも軽く、価格も安かったため一時期流行した屋根材で、現在は新規製造はされていません。

 

 

さて、そんな【セメント瓦】ですが結果的に申し上げますと

セメント瓦は塗装が必要。となります。

ではいつ頃塗装が必要なのでしょうか?

セメント瓦の費用相場や塗料選びのポイント等も含めてご紹介させていただきます(^^♪

 

 

塗装しないと寿命が縮む?!セメント瓦の劣化症状

 

セメント瓦は防水塗装によるメンテナンスが必要な屋根材です。

名前の通りセメントで形成されている瓦なので

セメントの素材そのものには防水性はない為、新築当初は表面に塗装が施されており水をはじいてくれていましたが、

その塗装が劣化してしまうとセメントの素地が露出してしまい、水をどんどん吸い込むようになってしまいます。

この「水」が原因で様々な劣化症状を引き起こしてしまうのです

 

 

それでは「どのような劣化症状が現れたら塗装を検討したらいいのか?」と、気になるところですよね。

今から弊社にご相談されるよくある事例をご紹介いたします。

 

 

1-1 変色・色あせ

こちらのお写真をご覧ください。

ところどころ白っぽいものが浮き出てきて全体に色が褪せてきてしまってます。

これは日々の紫外線や雨風により塗装が劣化していろがぬけてきている状態です。

劣化の初期症状といえます。

 

遠目に屋根を見たときに「なんか色あせたかな?」「新築時より色が変わって見えるな」

と、思ったら専門の塗装業者に点検を依頼してもらいましょう!

 

 

 

1-2 カビ・コケの繁殖

こちらのお写真をご覧ください。

この瓦の上にある茶色っぽいぶつぶつの正体はコケやカビなんです・・・。

皆様がよく知る『コケやカビ』は緑色や白っぽいイメージだと思いますが

日当たりの強い屋根の上で乾いて仮死状態になると、このような色になってしまいます・・・。

 

これはセメント瓦が水を吸い込むようになると、そこにコケやカビの胞子が付着して

根付いてしまいこのように全体的に繁殖してしまいます。

ですので、コケやカビが付着しているということは表面の防水性がきれているといったサインになります。

 

美観を損なうと同時にコケやカビをそのまま放っておくと

セメント瓦自体がもろくなってしまいひび割れの原因となるので

見つけたら早急に塗装を検討しましょう(; ・`д・´)!!

 

 

1-3 ひび割れ・欠け

こちらのお写真のように

厚みがあり丈夫なセメント瓦でも経年劣化でひびははいってしまいます。

これは、セメントが水を吸うと膨張し、乾くと収縮するため、その動きで負荷がかかるためです。

ここまでくると、塗装の防水性がきれて末期の状態となります。

このまま放っておくとひびは広がり、やがて欠けていきます。

 

その屋根材の破片がお庭やベランダに落ちてきてけがや事故につながってしまうなんてことになってしまっては大変ですし

屋根材の下には防水シートが引いてあります。その防水シートに傷がついてしまうと雨漏りにもつながりますので

こうした状況を見つけたら早急に専門の塗装業者に問い合わせ、メンテナンスを検討しましょう!

 

 

 

ベストな塗装時期は築後10~15年

 

 

セメント瓦の耐久性は一番最初の章『瓦屋根って塗装が必要?で説明したように、およそ30~40年程となります。

その耐久性を持たせるためには、築後10~15年で塗装のメンテナンスをするのが理想的です。

これは最初の塗装の効果が切れて、劣化が進行していくのが大体このぐらいの年数だからです。

遅くとも15年ごろには、メンテナンスを検討しましょう。

 

最近の薄型スレート瓦が10年せずに割れてくるものも多いのと比べるとやはり厚みがある分頑丈な良い瓦です。

しかし、その分1度割れると補修が大変です。

万が一瓦が割れて交換が必要になっても現在セメント瓦は販売・製造されていないので

同じ瓦を入手するのは困難ですし、そうなると一部交換が不可能になってしまうため

葺き替え工事(屋根全交換工事)又は重ね葺き工事(屋根カバー工事)が必要になってしまいます。

 

そうなると費用もかさんできてしまいますので

余計な出費をださないためにも、重厚感あるデザインの瓦をそのまま残すためにも、

築10年前後を目安に塗装でメンテナンスをしてあげましょう(^^♪

 

セメント瓦の費用相場は?

セメント瓦の塗装工事費用は約50万~80万程が相場です。

ですが、屋根の大きさや傾斜、塗料のグレードにもよって変わってきますので

まずは点検を依頼してみましょう(^^♪

 

最適な塗料選びが重要

 

セメント瓦の塗装工事は塗料選びがとても重要になります。

なぜなら、一般的な薄型スレート瓦と比べると少し特殊な屋根であり、

塗料が仕上がりやコストパフォーマンスに直結します。

これからセメント瓦に塗装する際に必ず押さえてほしいポイントを紹介します(^^♪

 

1-1 下塗塗料がセメント瓦専用か要チェック!

 

セメント瓦を塗装する際は下塗り材がとても重要になります。

【下塗り材】とはペンキと瓦をしっかり密着させるために間に挟む接着剤のような役割を持つものです。

この下塗り材が適したものでないと、せっかく長く持つ良い塗料を塗ったのにすぐに剝がれてしまうなど、不具合を起こす危険があります

ですが、塗装業者さんからもらった見積書をみただけでは、

下塗り材がセメント瓦専用になっているかどうかなんてわからないと思います。

 

そこで、その業者さんに確認するのももちろん良いですが、

不安な方は下塗り材で使う塗料のカタログを見せてもらいましょう。

そのカタログの項目で【適用下地】というものがあります。

そこにしっかりと『セメント瓦』の記載があるか確認しましょう。

 

『プロなんだからそれぐらいこっちが言わなくてもしっかりと専用の物をつかってくれるんでしょう?』

そう思われても不思議ではないですが、このブログを前から拝見している方は既にご存じかと思いますが

専門の塗装業者だからといって必ずしも全ての会社が知識が豊富とは限りません。

 

塗装会社というのは資格を何ももたなくても会社を立ち上げらるため、

中には知識がなく結果的に施工不良をおこしてしまう業者。というのもいまだに存在します。

ですのでしっかりと知識がある業者さんに施工依頼する。というのも大切になってきます。

 

 

1-2 耐久性の長い【フッ素】はお得?!

セメント瓦の塗装をする際は、フッ素塗料などの耐用年数が長いものを使うのがおススメです♪

なぜなら長期的に見るとコストパフォーマンスがよくなるからです。

 

セメント瓦を使用されているお家は、一般のお家よりもこだわったしっかりした造りである場合がほとんどです。

そのため建坪の大きい広いお家が多い傾向にあるので一回の足場代が高額になってしまいます・・・。

しかし耐久性の高い塗料でメンテナンス回数を減らせば、その分足場代が浮くので結果お得になる。ということなんです。

 

そうはいっても初期費用などはやはり通常の塗料よりは高くなってしまいますので

そういった点も塗装業者さんに相談をすれば最適なプランをご紹介してくれるとおもいますので、

思い切って費用面等の事も踏まえて相談してみましょう♪

 

塗料の種類についてはこちらのブログに詳しくアップしてますのでよろしければご覧ください(^^♪

 

 

1-3 【遮熱・断熱塗料】はセメント瓦には効果が薄い?

 

近年では、塗料もずいぶんと進化して【遮熱性能】や【断熱性能】をもつ塗料も出回ってきました。

遮熱塗料は紫外線を反射して表面温度をあげにくくするといった効果があり

よって室内が防いでくれたり塗膜の劣化を緩和してくれたりなどといった機能をもちあわす塗料ですが

セメント瓦はもともと厚みがあり熱を通しにくいので、室内温度の変化といった所では効果が実感しにくいです。

 

もちろん全く意味がないわけではないのですが、遮熱性能での室内温度変化を期待されている場合でしたら

あまり効果は見込めませんので特に使わなくてもいいかもしれません。

お部屋が暑くてお困りの方は窓の断熱フィルム等を貼った方が温度変化の効果が期待できますよ♪

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

セメント瓦は塗装メンテナンスが必要。の理由をご理解いただけましたでしょうか?

また、防水効果がなくなると、折角の良い屋根材も劣化して家の寿命を縮めてしまいます。

適切な時期に塗装をして、長く大事に使ってあげましょう!

 

セメント瓦を塗装する際には以下の2点に注意しましょう!

①下塗塗料はセメント瓦専用の物を使用する

②高圧洗浄などの下地処理をしっかりする

 

また、きちんと知識を持った業者さんにお願いをする。ということです。

見積もり時にセメント瓦にあった塗料や工事内容をきちんと説明してくれる会社だと安心ですね(^^♪

 

高耐久な屋根を長持ちさせてあげましょう!

 

 

 

次回【瓦屋根って塗装が必要??】シリーズ 

ラストの章『日本瓦/和瓦・洋瓦編』となります!

お楽しみに!!

 

それでは本日も最後までご覧いただきありがとうございます♪

当社は点検~お見積りまで無償でお手伝いさせていただいております。

お客様一人ひとりのお家の状況に応じた具体的な見積りを案内させていただいてますので

その上で塗り替えを『やる』『やらない』はじっくり検討した後に決めていただいて大丈夫です。

少し診てもらいたいかも?と思った方はお気軽に当社にご相談ください。

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